KANSOU



第17章『されどラウルは愛染を謳う。』



前回から場面転換なしでカラーです。
やった!素敵な衣裳が堪能できる〜♪ マスターの衣裳はやっぱり赤でしたね☆

オペラ座の怪人をなぞって会話をするレイフロとチェリー。オペラ座の怪人が好きな私にはもぅこれだけで身悶えものです!
そしてチェリー吹っ切れた!
今までマスターの足元に身を隠してお食事してたのに身を起こしてバルコニー席の外(=バリー)にむかって仮面を外そうとしたり、去っていくレイフロの手を取って「あなたを救う!」と宣言したり。
うぅ…でもこのチェリーの笑顔ちょっと違和感が…!
今までチェリーはあまり笑顔を見せたことなかったから?
いろいろ悩んで考えた末に気持ちが吹っ切れて、心身ともにマスターの手を取っての笑顔なんだろうけど、ここにくるまでの経過をもっと見たかったような。4巻で一気に読めばすんなりするんでしょうか。
というか、この幸せな場面が波乱の前触れじゃなければいいんだけど。なんかすごく不幸な展開になったらやだな。
それにしてもレイフロはうれしそうな顔でしたね。見ていて恥ずかしくなりそうなくらいらぶらぶな親子です。
このシーンといい後のチェリーの告白といい、今回はきゅんきゅんさせられました。チェリーかっこいいよ…。
「愛しいヴァンパイア」なんて言っちゃったり。「信仰している」もチェリーにはよほどの決心がないと言えない言葉だよね。
そして次回はいよいよバリーとの対決ですか!? はやく続きが読みたいです(>_<)
『オペラ座の怪人』ではクリスティーヌを助けに行ったラウルは怪人の罠に掛かって命の危機にさらされ、結局はクリスティーヌの決意で助けられるわけですが…チェリーはそうならないことを祈ります。がんばれチェリー!
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2010.02







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