KANSOU |
第20章『鳥籠の芝居と不機嫌な観客』 |
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このタイトルはレイフロのアレがお芝居ってことなんでしょうか?それともわざわざ「芝居」を「プレイ」とルビふるってことはプレイ=お食事も含めていろいろと・・・。ということなのか。 作者様は伏線やキーワードを巧みに散らばらせるから読みが難しいですね。そこが面白くもあるんですが。 不機嫌な観客はもちろんチェリーだよね。 はぁ「観客」かぁ。辛い観賞でしたね。。。 しょっぱなからアルのstk自慢(笑)が炸裂。 写真はまぁいいにしても毛髪やら体液やらを「廃材あるいはアンティーク扱いのそれらから」かき集めたんですってよ!そんな事が可能かどうかは別として凄過ぎるよアルフォード。そしていつ頃からレイフロ関係のものをコレクションし始めたのか。やっぱりアルの出生が明らかにならないともやもやするなぁ。 そしてピジオン時代のレイフロの元に乗り込んだチェリーが! 後姿だけなのにかっこいいと思うのはどうしてでしょう(私が病んでいるからですか)。是非お顔も見たかった! 首のコードが久しぶりですねv それから頭部からリボンが垂れているということは前のページの仮面パーティへ潜入していたってこと?レイフロのことだからチェリーが秘密クラブに潜入していることもお見通しだったんでしょうね。 仮面というとオペラ座の回を思い出すけど、これはあの時のらぶらぶモードとは正反対にマスターに憎悪をぶつけていたのだろうから辛いよね。 そしてチェリーがハンターになった1年後にヴァンパイアであることを売り物にするマスターっていうのが、もうツボで。レイフロはどんな気持ちでそんな煽るような事をしていたんだろう。追いかけられて、チェリーになら抹殺されたいとの思いもあったのかな。 ところで今回レイフロコピーがやたらに可愛いんですけど。 なにそのチェリー大好きオーラ!! レイフロの顔で困ったり心配したり、あぁもう本当に可愛いな! チェリーってば「その顔で私に触れるな」とか言って、バリーの化けた司祭レイフロには手にキスまでしてたくせに! マスターと同じ顔で嫌悪するのは分かるけど、コピー君には罪はないのよ。 アルも何かが違うって言ってるけど、コピー君は従順そう。わざと創造主であるアルや上司になったチェリーに反抗できないように作ってあるのか、たまたまそうなってしまったのか。でもまんまレイフロの性格で何人もいたらアルでも手に負えないんじゃないの(笑)。 ところで前回の感想で、ハルが『2巻で「家に帰りたくない」ってお付きの人から脱走したのとかも全部お芝居だったの?』って言ったら今回そのフォローがされていてまじびっくりしたんですけど。 本当に黒乃関係者様、見てないですよね?・・・見てないですよね?!(びくびく) 今回一番驚いたのがおじさま×おじさま。今のところ私はどっちが右か左かっていうのは分からないのでこの表記で(笑)。 レイフロはメイラーを誘ってどうするつもりなんでしょう。ただお食事ってだけじゃないよね? っていうかメイラーあなたもhmなの?!仮にも聖職者だったでしょう??!! それともレイフロの魅力には勝てないの?それとも血だけいただいちゃうつもり?とてもそうは見えませんでしたけど(笑)? それにしてもレイフロの誘惑シーンが妖しくて! 誘い文句やらしなだれかかる様やら牙を立てるときの舌やら、さすがマスターどれもこれもいやらしい! レイフロの色気って半端なくって、でも見ているチェリーを思うと切なくて、どきどきしたらいいのか切なくなったらいいのか、、、すごく鼓動が高鳴りましたよ(と雑誌のヘッダーに煽り文句があったんですよ)。 いやでも一番見たいのはチェリーとの絡みなんで、その辺は次回以降に期待ですね。えぇ、是非! ところで「真祖ヴァンパイアの血を吸ったものは特別な力を得る」ってのはどうなの?確かによく聞くけど、それじゃぁチェリーは百年以上も吸い続けてるんだから、ものすっごく特別な力を持ってるってことになるよね。そう は見えないんですが(笑)。 それにしても今回はチェリー苛められまくり。 思い出したくもないマスターのピジオン時代に触れさせられたり、見たくもないマスターの吸血シーンを見せつけられたり。コピー君でなくても手を差し伸べたくなります。 アルの思惑も謎のままですね。チェリーに何をさせたいの? まさか美しいからってモデルだけじゃないでしょう。出てきた3社は何の雑誌なのか気になる。まさかファッション誌じゃないでしょう(笑)? 今まで苦労して地味に目立たないように暮らしてきたのに、いきなり世間の目に付くようなことさせてどうしようっていうんでしょう。 あぁでもメイクしてスタイリングされたチェリー見たい。 そしていよいよミネア登場ですね。 次回の活躍に期待です♪ 2010.10 |