KANSOU



5巻特別付録ミニドラマCD



以下、ネタバレや根拠のない考察、妄想も含みますのでご了承ください。
また視点がチェリー寄りになっているのもいつもの事ですのでこちらもご了承ください。


なんかもう今回はチェリーがいつもと違う雰囲気で、どこから語ったらいいのか迷ってしまうのですが。まぁ最初から行きましょうか。

「スピリチュアルな観点から、聖ヤコブの神聖と巡礼の象徴である帆立貝の研究に取り組んでいる霊能力者から講習会に誘われたのです」
「来ていただけた暁には、こちらの316年に崩壊したコンスタンツォ大聖堂(?)の銀十字を是非あなたに」
霊能力者って・・・なんか随分怪しげな人に関わってませんか、チェリー君?というか職業がヴァンパイアハンターというだけで充分怪しいか。そして何その待遇。そんな貴重な銀十字(316年て!)を貰えちゃうくらいその世界では重鎮(笑)なの?
そして上記の内容が間違ってたらすみません。
マスターとチェリーの言ってる事が専門的すぎて分かりません。ちょこっと調べても分かりませんでした(汗)。まあこの辺は雰囲気で聞き流せばいいですよね。(でも詳しい方がいたら教えてほしい^_^)


普段からデートみたいに映画を見に行く約束とかをしてるんでしょうかね。この二人は。
そうだとしたらすごくドキドキするんですが。
それにしてもゲイコメディかぁ(笑)。そんなものを二人で見に行ったりしたら、どこから見ても立派なカップル・・・。きっと周りもゲイだらけだぞ!
マスターってば普通に地元のゲイコミュニティに馴染んでたりするのかしら。そういえば表立っての職業はゲイホストでしたっけ。周りを憚らずにそう宣言してるマスターといつも一緒にいるチェリーも、もうソレでいいじゃないですかね(笑)。あ、でも、開き直ったチェリーは美味しくないな。
腹ペコのせいか今回やたらチェリーが優声なのが気になる。猫なで声というか・・・。すごい必死ですね。最初聞いた時は「あれ?おきあゆさん、チェリーの声忘れちゃった?いつもと調子が違うような・・・」と思ってたんですが、マスターにオネダリ的な意味でこの声だとしたら、とてもいいと思います!
どんなに猫なで声で機嫌を取ろうとしても取り繕ってもマスターにはバレバレなわけで、拗ねられちゃうあたりはいつもの展開通りですね(^−^)。

ロレッタちゃん、可愛かったですねぇ。分かっていないながらもお邪魔なところがGJ(笑)!この子のおかげでチェリーの必死具合に拍車がかかって、今回は笑いなしには聴けませんでした。
相変わらず子供好きなマスターも可愛い。子供の扱いも慣れた感じ。
いろいろ不自然なところもあったのでてっきりロレッタちゃんは人外のものかと思っていたのですが、その予想は外れて普通の女の子でした。
モーテルの部屋で、チェリーが「マスターお願いします。(食事の)続きをさせてください」(しかしなんでこんな言い方するのよ)ってオネガイしちゃうところが、今回のデレっぷりを現していると思う。普段なら「あげる」と言われても「いりません」って態度だし絶対こんな事言わないでしょう。普段言わないといえばマスターの目の前で「そばに居たいさ、私には彼が必要なのだから」とかもそうだよね。どうしちゃったのチェリー、すごく押せ押せ(マスター曰く「肉食系」)じゃないの。そんなに限界なの?それでも小さい女の子に手を出さないあたり、普段の我慢が役に立ってるってことかしら。っていうかもうマスターしかいらない身体になってるのね!他の人間の血なんか選択肢にないのね!
なんとか二人きりになりたくて子供を必死で寝かせようとかマスターを連れ出そうとか必死なチェリーが可愛過ぎました。
ロレッタちゃんについては、シンデレラのくだりは可愛かったなぁvおませさん♪
しかもワルツ踊っちゃったり!
「美しく青きドナウ」でしたっけ。マスターとチェリーが踊るのは妄想してましたが、まさか公式でやってくださるとは!!
マスターは予想通りダンスがお上手なのですね。そしてチェリーが「お得意じゃない」のも予想通り(笑)。この際きっちり手取り足取りマスターに教えてもらうといいよ。

子供が寝た後で、やっとお食事できると行為に及ぶ気満々のチェリーに「まだ怒ってるんだからな」とかわすマスターが楽しそう。えぇ分かります、そういうプレイなんですね。「私をからかって?!」とかチェリー言ってるけど当たり前じゃないの。こんな必死なのを見るのは珍しいし、なにより楽し過ぎるもの!
「ゴハンはおあずけよv」とばかりにバスルームに逃げるマスターと追うチェリーもまるでラブコメ映画のようです。こういうシーンありそう。チェリーは必死なんだけど、なんかきゃっきゃきゃっきゃと遊んでるように見える(笑)。
もうさすがに限界かな〜とバスルームに引き込んでやっとお食事にありつけたのでした。めでたしめでたし。
余程お腹が空いてたんでしょうね。深夜のお食事中に部屋をノックする者があっても「放っておけばいい」と無視しましたよチェリーが!あのマジメで堅物のチェリーが!!もう今回どこまで楽しませてくれるの。でもマスターが「今取り込み中だから出られませ〜ん♪」って言うのは咎めるわけね(笑)。
結局翌朝にはマスターは貧血で起きられずチェリーとロレッタちゃんが朝食に行こうとすると、そこに警察が訪れてきて。ロレッタちゃんのお母様は事件に巻き込まれたというあまり穏やかじゃない事態が判明したけれど、お母様の命に別状はないということで帰れる事に。よかったねロレッタちゃん。
結局は冒頭の銀十字の思し召しでロレッタちゃんを保護する事が出来たというオチだったんですが、すんごい貴重な十字架をロレッタちゃんにぽいとあげちゃうマスターとチェリーの太っ腹!きっとこれからも銀十字がロレッタちゃんを守ってくれるはずですね。


―――今回はチェリーが美味しかったです。いつもはしない行動に言わない言葉。たまにはこんなチェリーもいいですねv
vassaのCDの、この漂う色気も好きです。露骨でない、このくらいの流れがいちばん自分的にはグッときます。その割には半端ない色香を醸し出してるんですよね。すげーよvassa。



2011.03







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